OB会について
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About OB Association
硬式野球部の歩み
 〜1922年創部からの軌跡〜
History
東洋大学硬式野球部の歴史
東洋大学硬式野球部は、大学硬式野球の名門として長い歴史を誇り、多くの名勝負を繰り広げてきました。その歩みは、チームの伝統と誇りを象徴するものです。

―創部と初期の躍進
1922年に創部され、学友会の一部として活動を開始。当初は東京新大学野球連盟に所属し、1940年には東都大学野球連盟(2部)に加盟しました。その後、1961年に初めて1部に昇格し、同リーグの強豪校へと成長を遂げていきました。

黄金時代の到来

1970年代には、全日本大学野球選手権で2度の優勝を達成。1976年には秋季リーグで初優勝を果たし、同年の第7回明治神宮野球大会では準優勝を飾りました。さらに、1978年の秋季リーグでも優勝し、第9回明治神宮野球大会では再び準優勝に輝きます。1980年代に入ると、1982年春、1985年春、1986年春、1987年秋とリーグ優勝を重ねました。全日本大学野球選手権大会では1982年春と1985年春に決勝で敗れたものの、1986年には念願の初優勝を果たします。この時期に数多くの勝利を重ねたことで、名実ともに強豪校としての地位を確立。特に1980年代以降は、多くのプロ野球選手を輩出し、大学野球界における影響力をさらに高めました。


激戦と試練の時代
1980年代後半から1990年代にかけては、激戦の中で苦しい戦いを強いられる時期となりました。この期間の優勝回数は3回(1991年春、1995年春、2000年秋)にとどまり、安定した成績を残しつつも、なかなか頂点に立てないシーズンが続きました。特に1992年秋から1994年秋にかけては5季連続で2位に甘んじ、また、1997年と2001年には2季連続で最下位を記録するなど、浮き沈みの激しい時期でもありました。さらに、1989年春と1998年の春・秋には、約23年ぶりとなる2部リーグ降格を経験し、チームは試練の時を迎えます。しかし、選手たちは懸命に戦い続け、2000年の秋季リーグでは見事に優勝を果たしました。こうした厳しい戦いの経験は、後の黄金期へとつながる重要な礎となりました。

平成・令和の新たな戦い
2000年代に入ると、東洋大学硬式野球部は再び黄金期を迎え、全国の舞台で輝かしい戦績を残しました。2007年春季リーグでは、7年ぶりとなる13季ぶり10回目のリーグ戦優勝を果たし、さらに春秋連覇を達成。これにより、再び強豪校としての地位を確立しました。続く2008年には、春・秋のリーグ戦、大学選手権、明治神宮大会の4冠を達成し、東洋大学史上初のグランドスラムを成し遂げました。翌2009年の春季リーグ戦でも優勝し、東都大学野球リーグ史上初となるリーグ戦5連覇を達成しました。
2010年代に入ると、東洋大学はさらに飛躍を遂げ、リーグ戦での優勝を重ねました。全日本大学野球選手権や明治神宮大会でも活躍し、2011年の全日本大学野球選手権では前年に続き日本一に輝き、東都大学勢初の連覇校(第59・60回大会)となりました。そして2017年には、2011年春以来12季ぶりとなる17回目のリーグ優勝を果たし、さらに秋季リーグでも優勝。勇退する髙橋昭雄監督に花を添える春秋連覇となりました。この間、多くの選手がプロ入りを果たし、チームの成長とともに卒業生たちがプロの舞台でも活躍するようになります。

未来への挑戦
これまで数多くのプロ野球選手や指導者を輩出してきた東洋大学硬式野球部。特に、強力な投手陣と打撃力を兼ね備えたチーム力で、数々の熱戦を制してきました。この実績は、東洋大学硬式野球部の強さと伝統を証明するものであり、さらなる飛躍が期待されています。令和の時代に入っても、その挑戦は続いていきます。そして、
私たちOBはそれぞれのフィールドで活躍し、現役選手たちにとって誇るべき存在となれるよう努めてまいります。
今後も、現役選手たちが東洋大学硬式野球部の伝統を受け継ぎ、新たな歴史を築いていけるよう、OB会として全力で支援していきます。

東洋大学硬式野球部のさらなる発展と、若き選手たちの挑戦に、これからも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
OB会の目的
Purpose
01
現役選手への支援

OB会は、現役選手に対して財政的支援を提供し、彼らの成長を促進します。
02
大学野球部の発展

OB会は、大学野球部の発展を支援し、より良い環境を提供するための活動を行います。
03
経験の共有

OBは自身の経験を活かし、後輩たちに指導やアドバイスを行い、彼らの成長を助けます。
OB会内の活動
Community

01
役員会の開催

役員会のメンバーにより協議が行われ、現役野球部のさらなる発展を促進します。
02
定期ミーティング

OB会では定期的にミーティングを開催し、OB会員間の交流を深めています。
03
交流会の開催

交流会を通じて現役選手とOB会員同士の結束を強化し、新たなつながりを生み出しています。
OB会の構成と強み
Features
01
世代の多様性

OB会は異なる世代の卒業生で構成され、多様な視点と経験が集合しています。
02
経験の活用

各OBが持つ経験や知識がOB会の活動に生かされ、価値を高めています。
03
活動の豊かさ

世代の多様性はOB会の強みとなり、より多様な活動が実現されています。
会長挨拶・役員紹介
Board member
―OB会長挨拶

東洋大学野球部OB、OGの皆さま

このたび、東洋大学硬式野球部OB会の会長を拝命いたしました、撰田 篤(H8年卒/大阪桐蔭)です。
歴史と伝統ある東洋大学硬式野球部のOB会をお預かりする責任の重さを感じつつ、その名に恥じぬよう、誠心誠意取り組んでまいります。

私たち東洋大学硬式野球部は、幾多の名勝負と感動の歴史を刻み、多くの卒業生が社会の様々な場面で活躍してきました。
これはひとえに、現役部員、指導陣の努力はもちろん、先輩諸兄のご尽力と、OBの皆さまの熱い支援の賜物です。

OB会は、世代を越えたつながりの場であり、現役部員への支援や大学との連携を担う、非常に重要な役割を果たしています。
今後はより一層、会員相互の交流を活性化させるとともに、現役への支援体制の充実、そして大学野球界における東洋大学の存在感を高めるべく、活動を推進してまいります。

OBの皆さまにおかれましては、ぜひ引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
また、若い世代との交流や情報発信にも力を入れてまいりますので、どうぞ積極的にご参加いただけますと幸いです。

結びに、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、東洋大学硬式野球部の更なる発展に向け、共に歩んでまいりましょう。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

2025年6月1日
東洋大学硬式野球部OB会
 会長 撰田 篤
アーカイブ
Archive
硬式野球部
創部100周年
―野球部OBスペシャル鼎談
数多くのプロ・社会人野球選手、指導者を輩出してきた
硬式野球部が2022年で創部100周年を迎えました。
群雄割拠の東都大学野球リーグ戦で輝かしい実績を誇る過去、現在、
そして未来を、5人のキーマンが熱く語ります。

野球部/OB会役員概要
Overview
チーム名/所属 東洋大学 硬式野球部/東都大学野球連盟
所在地 〒350-0815 埼玉県川越市鯨井2100
創 部 1922年
会 長 撰田 篤  H8/大阪桐蔭
副会長
(会長補佐)  千々岩勝史 S63/上尾
(会長補佐)  福嶋 正則 H2  /浦和学院
(関西支部長) 杉本 昌彦 S56/東洋大姫路
(技術力強化) 中島 彰一 S63/取手二
(特  命)    椿  義人 H3  /土浦日大
(経  理)    岡本 貴志 H7  /東邦
(プロ野球)  大野 奨太 H20/岐阜総合学園
事務局
(事務局長)      藤﨑 紀仁 H13/東京学館
(関西支部事務局)笹山 宗利  S63/東洋大姫路
(事 務 局)     前島 洋史 H17/横須賀学院
(事 務 局)     川上 哲矢 H19/九州学院
(事 務 局)     松永 隆太 H20/九州学院
(事 務 局)     齋藤隆一郎 H22/ルーテル学院
会 計
(総  括)  鈴木 大貴 H14/波崎柳川
(会計補佐)  齋藤隆一郎 H22/ルーテル学院
監 査
(総  括)  荒巻 寿典 H18/小山西
(監査補佐)  都筑 悠太 H21/東農大二
顧 問
(元OB会長) 藤原 護 S41
(元OB会長) 松本 修 S42
(元OB会長) 長堀 肇 S58
(元OB会長) 嶋澤 真 S60
相談役
(相談役)  清時 省三 S43
(相談役)  刈屋 俊昭 S44
(相談役)  石川 清  S45
(相談役)  緒賀 克郎 S56

TOYO UNIVERSITY BASEBALL CLUB

SINCE 1922

         

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